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だから楽しい事だけしていきます
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2006/10/27 隅田川に幻のシーバスを追う

隅田川には幻の魚が住んでいるらしい。
その名はシーバス。

肉食魚である奴らはルアーなる生餌ではないへんてこりんな塊に
がぶりと喰らいついてくるとかこないとか。

というような前置きはさて置いて、
とりあえず会社から近い場所に隅田川が流れているという情報を
同僚の方から聞きつけたので、いてもたってもいられなくなり、
金曜の夜は無駄に残業して夜な夜な隅田川に釣りにく事にした。

出発前にレンタサイクルをして置いたので足には困らない。うむ。完璧である。
家から2ピースロッドを担いで出社した気合そのままに、いざ出発。
今日は同僚のKさんも一緒に行くと駄々をこねたので連れて行くことにした。
足手まといにならないように気をつけたまえ。えっへん。


道具は完璧だ、多分

同行者は折りたたみ チャリンコで出陣


こっちは借り物のチャリで出陣だ

とりあえずファーストポイントに到着して意気揚揚とキャストを始めるがいきなり釣れるわけが無い。
釣れちゃったらどうしよう等と要らぬ妄想会議をKさんと行ってはみるものの、妄想は現実にならず。
秋の夜風が体温を奪い、同時に体力も奪っていく。
ついでに睡魔一緒にやってきた。こんばんわ。


負けてらんねー!!と気合を入れなおして場所変え。
途中コンビニで食料を調達。
肌寒い夜にはおでんがとっても染みる。
うまい。
ちくわが汁を吸いすぎてて熱い。


秋の夜は寒い

おでんで暖をとり


熱い喉を蕎麦茶で冷やす

おでんで腹を満たした所で仕切り直し。
再びキャストを繰り返す、が、 Kさん共々お互いキャストが下手糞な事もあり、川にそびえる橋脚にルアーをガンガンぶつける。

ガコン、バコン、ギャン、イヤン。
へたくそな打楽器を打ち鳴らし、良い音色が響いたなぁーと思いルアーを回収するとルアーが破損していた。ああ・・・。

Kさんも手持ちのルアーをいくつか破損しているようだった。かなしい。

まぁ、ルアーが破損しようが何しようが釣れれば良いのさ!とポジティブにルアーを投げ続け、ポイントを変えるが
まったくもって釣れる気配が無い。
なんだか眠くなってきた。むう。


隅田川のほとりの人達のように川岸に寝転び目を閉じる。
寝れる。
寝ろと言われれば寝れる。
あー、、、しんどい。

どんなに頑張っても

釣れることは無く時間は過ぎ・・・


だから寝ます


ヤメヤメ、ギブアップ。
幻です。隅田川のシーバスは幻なんです。
だから、多分もう当分来たくないです。
うん
自分の腕の無さを誤魔化しているだけだね。


隅田川の辺で

朝を迎える


絶望の痕跡

この日の為に竿を買ったKさん


絶望するKさん

もう当分来たくないと誓う

いやー、それにしても辛かった。
いい加減、若くないのかも。
眠いし眠いし川のほとりで寝れそうだし。

あー悔しいから、気が向いたらまた来るぞ。



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