辛い分だけ楽しいはず
だから楽しい事だけしていきます
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2006/11/03 京急大津 石田ボートでイシモチを狙う

知ってます? イシモチって魚。
グウグウ鳴いたり、浮き袋をだらしなく口から飛び出させる不細工な魚なんですが、
大変美味らしいんですね。

美味

良い響きじゃないですか。
偏食な私ですが、美味な物なら食べてみたいですよ。
だから釣りに行く事にしたんです。そのイシモチとやらを狙いに。

んじゃー、早速行きましょうよと言うことで、
会社で勝手に結成した釣り同好会のメンバー二人を誘って
京急大津にある石田ボートさんまで行く事になった。

AM7:00に現地で待ち合わせ。
家をAM5:00には出ないといけないのですが・・・、寝坊しました。
教育テレビのワクワクさんにも勝るとも劣らない程、
前日ワクワクした為に寝付けなかったんですよ。
言い訳ですけど、はい。


ワクワクしたせいで寝坊
空は既に白んでいる。
 

移動は電車なのに、かなりの大荷物。
あれもこれもと持って行かないと不安になる
器の小さい人間なのです。

遅刻の連絡を同行者に入れると、
「先にボートに乗って、大海原に出てるんでヨロシク」
と言われてしまった。

・・・

まぁいいさ。
寂しくなんかないもん。
昔からいじめられっ子だから、一人には慣れている。
むしろ、一人の方がボート独り占めできるしさ。
強がりじゃないですよ。
うん。


先に海へと旅立つ同行者kさん

こちらはもう一人の同行者Iさん


私を置き去りにしてボートを漕ぎ出すkさん

私の事なんか忘れて釣りを始めるkさん

やきもきやきもきしながら電車に揺られて、ようやく目的地についたのは AM7:40頃
当初の予定より40分遅刻でした。
いやー、同行者が先に釣りを始めていると思うと、気持ちが焦ってしょうがない。
私の釣る分を釣られてしまうんじゃないかとか
要らぬ心配をしてしまいます。

とにかく、釣りを始めなければ始まらないので、石田ボートさん行くと、
「もう全部ボートが出払っています」との悲しいお知らせが・・・。
どうしようかと思っていると、隣の小川丸でボート貸りてくださいとのこと。
あーーーー、よかった。
私だけ、岸から帰りを待つ羽目になるところでした。

ボート代とエサ代を払って、急ぎ足で海へと出陣します。


一方その頃、あっちの船では・・・
鮫が釣れていたらしい。
全然羨ましくないから、悔しくない

これは私。
ヒーヒー言いながら
ボートを漕ぐ姿を激写されていた。
隠し撮り怖い

ボートを漕ぐこと20分強、お目当てのポイントへ到着
お目当てと言っても、何となく直感的に決めた場所なので、自信は無い。
でも、とにかく早く釣りがしたいんだ!!
慌てる心を押さえきれずに、もたつく指先を必死でなだめて仕掛けを作り始める。


とりあえずイシモチが釣れなかった時を考えて
保険に鯵を狙う為、サビキ釣りを始める。
こませを撒くのだ
 

タックルベリーで300円で買った石鯛竿。
これにサビキ仕掛けを付ける。
ガイドが取れかかっていたけど補修して使っている。
現在一軍、切り込み隊長的役割を担う竿

仕掛けを竿に付けて、アンカーを下ろす作業に入る。
すると、いつものお決まりのあいつがやってきた。


・・・うえーーーーー、気持ち悪い・・・


船酔いである。

アンカーの上げ下ろし作業をすると高確率で船酔いをしてしまう体質らしく、
大体ボート釣りに行くと船酔いの洗礼を浴びてしまう。
喝采の拍手は浴びてみたい物だけど、船酔いの洗礼はいつ浴びても最悪の気分になる。

うううううううう、ゲロゲロゲーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と海に出て1時間も経たないうちにリバースしました。
うおースッキリした。

一回吐くと、物凄く気持ちよくなる。
船酔いは後に尾を引くと言うけれど、私に限っては一回リバースすると、
大体ハイテンションになって体調が良くなるのだ。
吐いた後は「嘔吐も良いもんだなぁ・・・」と等とシミジミしてしまうのだ。
アメとムチと言う奴ですね。ふう。


たまには嘔吐も悪くない
そんな感じで黄昏る

気持ち悪さもどっかに行ったので、釣りを本格的に始める。
仕掛けを投入してシャクル。
もう一本もって来た竿には、アオイソメを付けて投げる。

しかし、いくら仕掛けを投入しても、一向に釣れてこない。
うんともすんともいいえとも言わない。
愛してるとも言ってくれない。
うん。
釣れないよ。


同行者艇もまったく釣れていない。
今日の海は何かおかしい・・・
と書けば知ってる風な人を装える

にっちもさっちも行かないので、とにかくポイント移動することに。
同行者艇と合流して、同じポイントで釣り始めることにした。

するとどうだろう。
いきなり釣れ始めたではないか!!

同行者の方が・・・。

殆ど同じポイントに船を浮かべているのに、こちらの船はまったく当たり無し。
見せ付けられるだけのMプレイモード
いつか魚がこちらにも周って来ると信じて、仕掛けを投入するも釣れない。
釣れないよ、ママ。


kさんが鯵をゲット
すごく・・・大きいです・・・

連荘する人の図


勢いは止まらないの図



Iさんも”鯵”

只管釣れまくる同行者艇を羨望の眼差しで眺めていると、

「うおーーーーー!!」

と奇声が上がる。

なんだか、同行者Iさんの竿が弓なりに曲がっているではないか!!
相当な大物が掛かったらしい。
心の中で「サーメ♪サーメ♪サーメ♪」と唱えたが、上がってきたのは憧れの大物「イナダ」でした。
すごい、羨ましいです・・・。


弓なりに曲がる竿!!
いや、弓なりって程でもないか。
竿らしく曲がる竿!!
これもなんか違うな・・・。
何かいい表現方法があったら教えてください
メール待ってます


イナダ!!いなだ!!INADA!!
デカイ!!

よし!!おいらもイナダを釣るぞ!!と意気込んで仕掛けを投入。
すると置き竿にしていた、上州屋で五百円で購入したコンパクトロッドに、控えめな当たりが!!

こりゃーイナダ来たでしょ!!
意気込んでリールを巻くが、当たりと同じく頼り無い引き。

しかし、釣れて来たのは・・・、

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

ISHIMOCHI!! 気持ちいい!! KAIKAN!!


万能なコンパクトロッド様に当たりが。
 

手で掴むと「グウグウ」と鳴いた。
おお、本当に鳴いたよ、と感激


なんかサメも釣れた。
直ぐさまリリース
フカヒレの作り方を勉強した暁には
キャッチしようと思う。

この後も、二匹目のドジョウを狙って釣り続ける物の
キスを数匹キャッチするに留まり納竿となりました。

最後に釣ったISHIMOCHIと記念撮影をして帰路へ。


イシモチと私。
お互いに照れながらの記念撮影

Iさんもイナダと記念撮影。
こちらもお互い、終始照れっぱなしだったとか

いやー、朝は早いし、ボートを漕ぐのは疲れるし、船酔いはきついし、座りっぱなしで腰は痛いし、とにかくしんどいけど、
楽しかった。

楽しかったからまた来ると思う。

今度はもう少しイシモチを釣りたいなぁー。

【釣果】
小さい鯵×2
キス×4
イシモチ×1


-----------【釣られたお魚さん達通信】-----------

釣られてしまったお魚さん達が、
どのようにして食べられたのかが気になったので、同行者の方に聞いてみました。

まずはIさんから、


整然と並ぶ

お魚さん達

やはり、イナダ様の存在感は圧倒的


ただ、そんなイナダ様も数時間後には
胃袋へ一直線

イナダは油が少なくてサッパリし過ぎているそうです。
「煮た方がよかったなぁ」とIさん


次はkさん。


何とかトマトソースの
ナンタラカンタラとかいう料理だそうです。

鯵は美味しいですね。と平均的なコメントをいただきました。




おしまい



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