辛い分だけ楽しいはず
だから楽しい事だけしていきます
ワハハハハ


2007/05/26 男の鮒釣り

男ならば一度は鮒釣りをしなければならない。
父親からそのような教えは受けていない。
恩師と思える人間もいない。

それなのに何故、このような思考回路に至ったかは謎である。

しかし、鮒が釣りたい。
昔釣ったマブナの魚体が脳裏をかすめる。

マブー。
ということで、二年前にスポーツ新聞の釣り記事で
多摩川の近くにある野池で鮒が釣れるとの情報が脳味噌にこびり付いていたので、
カサブタ剥がしのように、慎重にその記憶を剥がしながら、鮒釣りにく事にした。



軽装。
黒いバッグは100円ショップで購入
 

釣り用シューズ
昔購入したコンバース
シューグーで修理してある年期物



最寄駅到着

鮒の生息する池には電車で向かう。
家からほんの少し離れた水辺へ、釣り竿を抱えて向かいます。
最近は釣り竿を抱えていても周囲の目が気にならなくなって来た。
良いのか悪いのか、とりあえずは進歩しているらしい。
進歩って何が進歩しているのかはよくわからないけど
なんか、進歩ジュウム。


知っている人は知っている。
そんな駅が池の最寄駅

そんな駅は、只今改装中
天井が低い

駅前の周辺地図
目的地は近いぞ、ぞ



池を目指す

駅からどれだけ歩くのなんてのは想像では測る事が出来ない。
そう言ったのは、夢の中に出て来たおでん屋のバイト君だ。
まさにバイト君の言葉通り、目的地まで徒歩5,6分位かな?
と予想していたのだけれど、全くもって予想は外れ。
全然遠いじゃないですかー。
変な道に入った自分のせいなのかもしれないけどさー。


適当に脇道に入って
多摩川の河原を目指す

不可思議な風景に出くわす
 

ちょっと不気味な空き地
 

不可思議な風景の、川辺の町を軽く探訪した。
カオスな魅力ある町並みでした。ちょっと怖かったけど。

さて、ちょっと遠回りをしたが、ようやく多摩川に到着ですよ。
早く池に到着したいよ、ママン。
お米が切れたからお米送ってよママン。
早く送ってくれないと怒っちゃうよ。


電話したのにお米を送ってくれない親に対して、憤慨する20代後半の男は、
一路、鮒の池を目指します。


水が見えたぞ
若者達もはしゃいでるぞ

おっとう!!おっかあ!!
これが多摩川です!! 



はたらけどはたらけど
猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る
石川啄木

歩けど歩けど
どら息子池に着かず
そっと空を見る
DORA MUSUKO

やっと池が見えてきたぞー
結構歩きました
 



池到着

かなり歩いて、かなり汗ばんだところで、池に到着。
肌寒かもしれないと、長袖を羽織ってきたのは大失敗。
相当陽気がいい。
ジャパニーズスラングで言うのであれば「糞暑い」だろう。多分。
「あちー」ってのも正しいジャパニーズスラングだと思う。
同僚のフランス人にも教えた知識だから、間違いない、と言うよりも
間違いだったら困る。

知らんけど。


池です。
なんだか凄く浅い…

池の端が浅いのは良いのですが
池全体的が浅いみたいだ。 

到着したのだから、
早速踊ることに…、
いや、早速釣り開始ですよ。



夢の後は現実の続き

グルテンをこねて、竿と仕掛けをセット。
唐辛子ウキに、鮒針というごくシンプルな仕掛けで挑む。

とにかく集中だ。
仕掛けを投入してからは、魚と人間の一対一の真剣勝負なのだ。

さあ、この緊張感ある時間がたまりませんよ。
そして、こんな時間の連続が、この時間の流れが至高なのです。


仕掛け投入
釣れてくれよ!
期待しているぜ色々と!!

70万画素の煌びやかな画像でお送りする
鮒釣りの風景
そろそろ携帯を買い替えようと思う


・・・数時間後


なーーーんも釣れん。
なんも釣れないよ。
うんともすんとも言わないウキを眺めるのは苦痛だ。
至高と究極の対決に苦痛も混ぜて欲しい。
山岡さんに直訴だ。

あーあー、kさんとエビ釣りに行く約束断ってまで来た鮒釣りなのに
この結果はねーよなー。

エビ釣りに行けばよかったな。


手長エビの方が素直だ。
今まで坊主がないから
そう思うだけだけど


今度はエビ釣ったり、潮干狩りしたり、食えるもん採りに行こうっと。




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