■下北沢の駅にモヒカンクンは居た

小田急線に乗って通勤している。
通勤する際に同じ車両に乗るという行為は、それほど珍しくない行動ルーチンではないだろうか。

いつもと同じ場所。
空いているポイントや、自分の降りる駅の階段が近いなど、様々な理由があるのだろうが
それと同じような理由で僕もいつも同じ車両で通勤している。

いつも同じ車両に乗っていれば、車窓に流れ、映し出される風景は誤差はあるけれど、ほぼ同じといっていい。

そして、いつも同じ風景を見ているから気がつく事があったりする。

それが、タイトルにもなっている【モヒカンクン】だ。

普段から窓際の手摺に体を預けて立ちながら通勤しているからだろうか、
駅のちょっとした落書き等も良く見える。
乱視でメガネをかけていて、メガネをかけると視力が2.0あるのも、
ちょっとした変化を見つけるのにも貢献したのか良くわからないけど、
下北沢の駅の柱にこのモヒカンクンは、その笑顔を燦然と輝かせながらこちらを見つめていた。


この笑顔だ


下北沢の駅の造りが独特な為に、このモヒカンクンに出会えたのは間違いが無い。
毎朝、この笑顔に癒されながら通勤した僕は、
誰かにモヒカンクンを知ってもらいたいという気持ちからこのサイトを立ち上げた・・・
のかどうかは良くわからない。

とりあえず、あの笑顔を自己満足の範囲で保存して置きたく、
そして自己満足の範囲を越えて、少し面白い事をして誰かが面白がってくれればいいかなと考えて
このサイトを作ったというところが本心でしょうか…、多分。

あと、落書きを肯定するような事はしません。
まぁ、こんなサイトを立ち上げている時点で、矛盾しているかもしれません。
面白半分で公共の物に、私的な情報を書き込むは宜しくないのは当然です。
法に触れます。
ただ、既に出来てしまった物を僕は愛でたい、とそう思ったのでした。
再開発で駅舎が無くなるかもしれないですし・・・
そんなところです。
問題があれば消します。

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